安須森御嶽

安須森御嶽(辺戸御嶽)は沖縄本島最北端の沖縄県国頭郡国頭村辺戸に位置する辺戸岳にあり、切り立った岩山全体が聖地です。
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如意寺跡

如意寺は天台寺門宗総本山園城寺の別院で鹿ヶ谷から大津に至る「如意越え」に沿った京都東山山中に平安時代中期から 15 世紀の応仁・文明の乱頃まで存続した大規模な山岳寺院です。

三井寺には「園城寺境内古図」如意寺幅(重要文化財)が伝来し、本堂のほか深禅院・赤龍社・大慈院・西方院・寶厳院・熊野三所など 67 以上の堂塔社殿が山中に建ち並んでいる様子が描かれています。

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瀬戸地蔵

瀬戸地蔵は岩肌に刻まれた磨崖仏で丹波・篠山市今田の東条川に沿った渓谷を通る旧街道にあります。
行基がここを通った際にお経を唱える村人に尋ねたところ、断崖絶壁に沿う小径を踏み外し淵に落ち遭難する旅人が度々あるとの話であったという事でした。
深く悲しんだ行基が旅人の安全と遭難した人々の供養にと行基自身がこの地蔵菩薩を彫ったという伝説があります。
とても素朴な地蔵菩薩像ですが、向かって左側にも梵字のような文字が刻まれています。
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若狭神宮寺と鵜の瀬

若狭神宮寺は福井県小浜市にある天台宗の寺院であるが、明治の神仏分離令以降も習合したまま今日を迎えている特異な存在。
東大寺二月堂で行われる修二会のための「お水送り」が行われる寺院でもある。
お水送りは毎年3月2日に神宮寺閼伽井で汲まれた水を鵜の瀬で二月堂若狭井へと送る儀式。

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工藝新聞タタター

京丹波のギャラリー白田より工藝新聞・タタターが創刊されました。
創刊号の特集は「紙と木」です。
プレス機による表紙、また本文は孔版で美しい和紙に刷られています。

執筆は陶芸家・石井直人、紙漉思考室・前田崇治、木工家・川合優、美術史家・武田好史、ギャラリー白田・石井すみ子の各氏に加えて私も拙文「惹かれるもの」を寄稿しています。

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映画 あめつちの日々

映画「あめつちの日々」は沖縄県読谷村で読谷山焼北窯を仲間四名で共同主宰する陶工・松田米司 Yoneshi Matsuda (1954- )さんのドキュメンタリー映画です。
ATMKの川瀬美香監督によって数年の歳月をかけて撮られ、いよいよ2015年の完成を目指し編集が進められています。

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東大寺二月堂 修二会

3月12日に東大寺二月堂の修二会に行ってきました。

東大寺二月堂の修二会は、天平勝宝4年(752)、東大寺開山良弁僧正の高弟、実忠和尚によってはじめられたと伝えられています。以来1200年以上に渡り一度も途絶えることなく続いています。

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BORO – Japão a Cru –

リスボンでのBORO展覧会は無事に終了しました。市販はされないとの情報ですが今回のBORO – Japão a Cru – 展のカタログが出版されました。

MUDE, Lisbon, Portugal

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御殿山 首里石嶺窯跡

沖縄県那覇市首里石嶺町の丘の上にある沖縄そば店。古民家をそのまま使用しガジュマルの木灰そばを出す名店。
現御殿山には1970年代に現読谷山焼大嶺工房主宰の大嶺実清 Jissei Omine (1933- )率いる首里石嶺窯が築かれ若き日の現読谷山焼北窯主宰である松田米司 Yoneshi Matsuda (1954- )、共司 Kyoshi Matsuda (1954- )兄弟が研鑽を積んだ場所。
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民藝748号

民藝748号 2015年4月号が発行されました。
特集は「柳宗悦とB・リーチの往復書簡から」です。

昨年7月に「柳宗悦とバーナード・リーチ往復書簡 日本民藝館資料集」が出版されました。
1912年から1959年までの約半世紀にわたり二人が交わした英文書簡151点が掲載されています。

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