春期特別展 武内晴二郎 − 眼で作った仕事 −
武内晴二郎 TAKEUCHI Seijiro(1921-79)は、第二次世界大戦に出征中、中国で戦傷を受け左腕を失います。
復員後、故郷の倉敷で作陶を開始しスリップや型押・象嵌・練上などの技法を用いた秀作を多く残しました。
民藝運動を牽引した柳宗悦 YANAGI Souetsu(1889-1961)、河井寬次郎 KAWAI Kanjiro(1890-1966)、濱田庄司 HAMADA Shoji(1894-1978)らの大きな影響がありました。
濱田庄司は「武内晴二郎君の陶器は手で作ったというより眼で作ったといいたい気がします」と評したそうです。
展覧会の詳細は大阪日本民芸館公式ウェブサイトでご確認下さい。
2012年3月10日(土)~7月22日(日)
大阪日本民芸館
大阪府吹田市千里万博公園10-5
TEL/06-6877-1971
●開館時間 :午前10時-午後5時(入館は午後4時30分まで)
●休館日:毎週水曜日
花曇りのなか桜が満開でした。
国立国際美術館があったのはこの辺りでした。