この通称「アフロヘア仏」などと呼ばれる五劫思惟阿弥陀仏像は黒谷の金戒光明寺にある。
普通の阿弥陀仏との違いは螺髪が非常に大きいこと。
「無量寿経」によると阿弥陀仏が法蔵菩薩の名で修行中、四十八の願を立て 「五劫」の間思惟をこらし修行をされたとある。
五劫思惟の阿弥陀仏はその時の姿をあらわしたもの。
※「一劫」=「四十里立方の大岩に、天女が三年に一度舞い降りて羽衣で撫で、その岩がついに無くなるまでの時間」参考:金戒光明寺ウェブサイト
金戒光明寺
京都市左京区黒谷町121
五劫思惟阿弥陀仏像
甍群越しに洛中方向を望む
崩れた土塀
荒神橋より北山を望む