上加茂民藝協団(上加茂民藝協團)は1927年に黒田辰秋(木工)、青田五良(染織)、青田七良(金工)、鈴木実(染織)の4人によって設立された民藝運動の実験的ギルドです。しかし様々な問題を抱え設立から僅か2年半後に解散することになります。
彼らは工房、並びに生活の場として京都市北区上賀茂南大路町の社家(後の樫の実学園大道哲夫園長邸)に「貸し家」の札を見つけそれを借り受けました。現在は株式会社天一食品商事京都事務所ですが内部には当時の蔵も残っています。
上賀茂民芸協団跡地(向かって左側、現株式会社天一食品商事京都事務所)
上賀茂民芸協団跡地パノラマ写真(正面奥に土蔵が見えます)