狛坂磨崖仏は滋賀県栗東市の金勝山中に嘗て在った狛坂廃寺跡に佇み、如来座像を中尊とした三尊を中心に九体の尊像が半肉彫りされています。
アクセス:JR琵琶湖線草津駅よりバス、上桐生下車、徒歩約120分
また随筆家 白州正子 Masako Shirasu (1910-1998)は著作「かくれ里」で狛坂磨崖仏について以下のように記しています。
磨崖仏は、聞きしに優る傑作であった。見あげるほど大きく、美しい味の花崗岩に、三尊仏が彫ってあり、小さな仏像の群れがそれをとりまいている。
・かくれ里 – 金勝山をめぐって –
狛坂廃寺跡に遺る石垣