大山崎山荘美術館の二階テラスに設置されているバーナード・リーチと濱田庄司のタイルです。以下解説文は大山崎山荘美術館に設置されている解説板を参考にしました
これらのタイルは、1962(昭和32年)年アサヒビール東京大森工場(東京都大田区)のしゅん功に際して、建築・施工を担当した大林組から、新しい工場を飾る記念品として寄贈されたものです。長きにわたり大森工場の壁を飾ってきましたが、大山崎山荘美術館の開館にあわせて移設されました。
この作品は、濱田庄司とバーナード・リーチが、益子の濱田窯で制作しました。リーチが鳥や兎、ビールの原料であるホップなど、具象的な表現を試みているのに対し、濱田庄司は柄杓を使って大胆な流描を行い、縞や格子などを描き、リーチ作品とは対照的な抽象の美をみせています。
バーナード・リーチ(鉄絵組みタイル)1962年
濱田庄司(流描組タイル)1962年