民藝778号 (2017年10月号)発刊されました。
特集は「バーナード・リーチと九州」です。
以下、日本民藝協会公式ウェブサイトよりの転載です。
英国の陶芸家バーナード・リーチ(1887-1979)は、生涯15度来日を果たしていますが、何度か九州に足を運び、工芸調査や窯場の指導・制作などを行いました。本号では、そうしたリーチの九州での仕事を特集として紹介いたします。
なかでもリーチが、福岡県二川(ふたがわ)、大分県小鹿田(おんた)で制作された仕事は日本民藝館に多数収蔵されており、本号カラー図版にてご紹介します。また天領日田資料館で2017年10月18日まで開催されている「バーナード・リーチ展」出品作より、リーチの初期作品より晩年の作品までの生涯の仕事を解説とともに掲載しました。
目次
〈特集関連〉
バーナード・リーチと九州(鈴木禎宏)
日本の伝統(バーナード・リーチ)
バーナード・リーチと二川焼、その周辺(高木崇雄)
『九州の民藝-受け継がれる技と美-』より
大阪日本民芸館収蔵の小鹿田焼について(小野絢子)
日田の皿山(柳宗悦)
作品から見る「バーナード・リーチの仕事」
「小鹿田焼復興事業支援金」募集のお知らせ
Bernard Leach -works at Onta & Futagawa-
バーナード・リーチ 日本での足跡(編集部編)
我孫子築窯100年記念 バーナード・リーチ展
バーナード・リーチの我孫子窯の位置について
-三樹荘に集う人々の出会いと絆-(稲村隆、工藤文)
〈カラー図版〉
日本民藝館所蔵 バーナード・リーチ作品 -小鹿田・二川での仕事
〈読み物他〉
平成29年度日本民藝館展 -新作工藝公募展-応募要項
民藝協会だより(夏期学校高山、出雲開催、特別協力金など)
〈柳宗悦「師眼再会」〉
第285回 菓子櫃 昭和9年頃