ぼてぼて茶とは、島根県の出雲地方に伝わる庶民の間食である。
そして通常より大きな茶筅で泡立てる際に生じる音が「ぼてぼて茶」の名前の由来。
living with art project
富山県小矢部市の若林屋総本家で販売される最中「三國一」の包装紙は棟方志功 MUNAKATA Shiko (1903 – 1975) のデザインになるもの。
包装紙は三種類、餡は一つの最中に三種の餡が入っているのでどの包装のものも同じ。
小皿は読谷山焼北窯・松田共司作
昭和初期に製作された河井寛次郎 KAWAI Kanjiro (1890-1966) のスリップウェア小皿。
バーナード・リーチ Bernard Leach と共に英国に渡った濱田庄司 HAMADA Shoji が帰国時に携え帰ったスリップウェアに習い皿鉢などを製作した。
濱田庄司 HAMADA Shoji が「門窯」の名称で頒布していた食器の一枚です。
民藝派の個人作家の中には、自らの作家としての作品以外に、工房にて日々の器を製作した個人作家もいました。
バーナード・リーチ Bernard Leach 、富本憲吉 TOMIMOTO Kenkichi などはそれらを実践した作家たちです。
これらの食器を使うことが彼らの目指した民藝をよりよく理解する早道なのかもしれないと思います。
島根県布志名の作陶家、船木道忠 FUNAKI Michitada(1900~1963)は日本のスリップウェア作家としては岡山県酒津の武内晴二郎 TAKEUCHI Seijiro(1921~1979)などと並ぶ代表的な存在。
船木研兒 FUNAKI Kenji(1927〜)は長男。
この樽型の湯呑は珈琲碗としても活躍しそう。